―専門性の高いMS病院の改善活動
「みんなで取り組む」という土台から
現在、改善活動は継続しています。
看護部の目標として「業務改善」が掲げられており、各部署でそれぞれ課題を設定し、取り組みを進めています。
部署ごとにテーマは異なりますが、病棟単位で足並みをそろえながら進めています。
何に取り組むかを考えるきっかけとなっているのが、計画や業務改善をテーマにした研修です。
研修で学んだ内容をもとに、各部署が具体的な取り組みを選択しています。
看護体制の見直しや、チームビルディングを通じた活性化の取り組み、5S活動や環境整備など、内容は多岐にわたっています。
すぐに成果は出ていない
取り組みを始めてすぐに、大きな成果が現れたわけではありません。
研修を実施した7月以降、「すぐに何か成果が出ているか」という問いに対しては、「まだ出ていない」というのが率直な答えです。
しかし、変化がまったくないわけではありません。
「ここに課題があるのではないか」
「こう直していきたい」
こうした発言が、以前よりも自主的に増えてきました。
研修の直接的な成果として挙げられたのは、意識の変化です。
「みんなで課題を解決しよう」という認識が、共有されつつあります。
継続のポイントは「チームで取り組む」考え方
改善活動が続いている理由として挙げられたのが、看護管理者向けの研修です。
第1回ではチームビルディングを学び、第2回では管理者コースのトピックス研修を実施しました。
その中で得られたのが、「チームみんなで取り組む」という考え方です。
改善を特定の人だけが担うのではなく、チームとして進める。
この意識が土台になっています。
目標を見える形にする
具体的な取り組みとしては、医師とのタスクシフトも進めています。
年間計画を立て、定期的に打ち合わせを行いながら、目標を可視化した状態で進めています。
目標が見える形になることで、取り組みが継続しやすくなっています。
こうした点にも、研修の成果が表れていると感じています。
研修がきっかけだった
改善活動をより効果的に継続するためには、継続的な研修やサポートが有効だと考えています。
今回の取り組みも、研修がきっかけでした。
今後も、進捗状況の評価や、次のステップへ進むための助言があれば、より発展的に進めていけると感じています。
いまの段階
この病院の改善活動は、まだ途中です。
目に見える大きな成果はこれからかもしれません。しかし、
課題を口にできるようになったこと
みんなで取り組むという考え方が共有されたこと
目標を可視化して進めていること
これらは、確実に変化として残っています。
改善は、特別なプロジェクトではなく、日々の業務の中で続いていくもの。
この病院では、その土台づくりが進んでいます。















