株式会社日本経営

「任せる」ことで、現場が動き出した

―中規模病院SKの変化

「任せる」ことで、現場が動き出した

現在、改善活動は継続しています。

取り組みを始めてから、以前よりもスタッフの声をよく聞くようになったといいます。

それは単なる姿勢の変化ではなく、組織のあり方そのものに影響を与えています。

師長が抱えていたもの

改善前は、師長が多くの業務を抱え込んでいる状態がありました。

判断も、調整も、最終的には師長に集まる。

その構造が、当たり前になっていました。

そこで行ったのが、主任への権限委譲です。

役割を明確にし、任せる部分を増やしました。

その結果、部署全体で取り組む体制が整い、現場スタッフを巻き込みながら改善が進むようになりました。

目に見える成果

成果として挙げられたのは、急性期病棟での残業時間の減少です。

また、スタッフ同士が依頼しやすくなったという変化もありました。

業務の負担が減っただけではありません。

関係性にも変化が生まれています。

継続できている理由

改善活動が続いている理由として挙げられたのは、目的が明確であることです。

なぜやるのか。

何のための改善なのか。

その理解が共有されています。

患者さんのもとへ行く時間が増えた結果、感謝の声も増えました。

その実感が、活動を後押ししています。

意識の変化

効果的だった仕組みとして挙げられたのは、スタッフの声を最大限に引き出すことでした。

時間を「つくる」という発想も共有されています。

以前は時間に追われる感覚が強かったといいます。

しかし、「時間を生み出す」という考え方が浸透し始めています。

大きな制度変更ではなく、意識の積み重ねが変化をつくっています。

継続のために必要なこと

今後、より効果的に続けていくためには、現状を定期的に話せる機会があるとよいと考えています。

軌道に乗れば、3か月に一度程度でもよい。

状況を確認し、悩みを共有できる場があることが、支えになります。

進化し続けるために

「進化し続ける組織」に必要なのは、途中で悩んでいないかを声に出せること。

そして、一緒に解決していくこと。

改善は順調に進むとは限りません。

だからこそ、声をかけ合い、支え合うことが重要だと感じています。

いまの状態

この病院の改善は、特別なプロジェクトではありません。

  • 任せること

  • 声を聞くこと

  • 時間を生み出すこと

その積み重ねが、現場の変化につながっています。

改善は、いまも続いています。

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「任せる」ことで、現場が動き出し...

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